つみたてNISA

つみたてNISAの始め方とは【今すぐできる】

2020年2月1日

金融庁の発表によると2019年9月時点のつみたてNISA口座数は約170万口座ということでした。


3ヶ月前と比べて20万口座以上増えるという結果で、つみたてNISAを始める人が増えているのがわかります。


ですがまだまだ投資に踏み出せないという方が多いという現状もあります。


そこで本記事ではこれからつみたてNISAを始めたいと考えている方に向けて「つみたてNISAの始め方」を解説させていただきます。

こんな方におすすめ

  • つみたてNISAの始め方がわからない方
  • これからつみたてNISAを始める予定の方
  • 投資を始めたいけどよくわからず迷っている方

つみたてNISAの始め方

証券口座開設

つみたてNISAを始めたいと思ったら、まずは証券口座の開設が必須です。


金融機関は手数料が安く、オンラインで手続きが可能な大手のネット証券がおすすめです。


口座には「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」がありますが、「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおけば問題はないでしょう。


また、投資初心者におすすめなのがマネックス証券 です。


マネックス証券 は無料のシミュレーションツールやアドバイス、分析ツールが充実していて、口座開設だけしておけば無料で使い放題です。


投資初心者だと市場や企業の分析に手間取ることもあると思いますので、そういったときに助かる証券会社です。


ちなみに口座開設はいくつしてもOKです。書類提出は必要ですが、無料ですので、気になる証券会社があったら登録をしてみてはいかがでしょうか。

つみたてNISA口座開設

証券口座開設が完了したら、さらに「つみたてNISA口座」の開設が必要です。


つみたてNISA口座の開設にはマイナンバー(または通知カード)免許証等の本人確認書類が必要です。


ネット証券の場合はここまで全てWEB上で完結できるので案内に従って入力を進めていけば特に問題はないでしょう。

書類提出をする

WEB上で入力が完了したら証券会社より、交付申請書や非課税講座の届出書などが届きますので、そちらを記入して返送すればつみたてNISA口座の開設準備は完了です。


約1ヶ月で開設手続きは完了するはずです。


なお、つみたてNISA口座は一つしか作れないという点に注意が必要です。一年に一回変更はできるが、書類のやりとりなど手間がかかるので注意が必要です。

注意ポイント

つみたてNISA口座は一つしか作れない

銘柄選定

つみたてNISA口座の開設が完了したら、購入する銘柄を選定しましょう。


投資信託の銘柄を選ぶ画面でつみたてNISA対象かどうかは確認できるはずですので、必ずつみたてNISA対象の銘柄を選定しましょう。


購入する銘柄については、比較的リスクの少ないインデックスファンドがおすすめです。


その中でも銘柄ごとでリスクと目指すリターンの大小や投資先などが異なりますので、目論見書を確認して、自分のリスク許容度に合った銘柄を選定するようにしましょう。


銘柄のタイプを簡単に分解すると以下の通りです。

銘柄のタイプ

  • 全世界型
  • バランス型
  • 国内株式
  • 国内債権
  • 先進国株式
  • 先進国債権
  • 新興国株式
  • 新興国債権
  • 国内REIT
  • 先進国REIT

銘柄選定に迷ったらこちらも参考にしてください。


銘柄の比率選択

上述のとおり、銘柄ごとに投資先が違うためリスクと目標リターンが異なってきます。

そのため一つの銘柄だけを購入するよりは、インデックスファンドのなかでもいくつかの銘柄を予算内で振り分けて購入することでバランスを取る必要があります。

バランス型80%とリスクが高めの新興国株式を20%


全世界型50%、先進国株式40%、新興国株式10%

などといった感じです。

購入する

比率まで決めたら、あとは購入をするだけです。


ここで気をつけるのはつみたてNISAの上限金額です。年間40万円までの運用益が非課税になりますので、月あたりは33,333円に抑える必要があります。


もっと少ない金額で、ボーナス時にまとめて買う。ということも可能ですのでご自身の予算に合わせて金額は検討してください。


注意点は年間40万円に満たなかった部分は繰り越されないという点です。つみたてNISAの恩恵を最大限に受けるためには限度額まで購入する必要があります。

注意ポイント

年間40万円に満たなかった部分は繰り越されない


リバランス

基本的には購入までいったらあとは毎月積み立てていくだけです。


ただし、年に一回くらいはポートフォリオを見直しても良いかもしれません。もちろん必ず見直しをしなければならないものでもないです。


しかし例えば、あきらかにリターンが少ないのに、安定的な銘柄ばかりで運用をしていても、つみたてNISAの恩恵を受けることができません。


そんな時は少しリスクをかけてみるのも手だと思います。


まとめ

つみたてNISAの始め方は以上のとおりです。


始め方がわからないからといって迷ったまま動かないのはもったいないので、口座開設から購入までの流れを理解して購入をしてみることをおすすめします。



本日は以上です。

ありがとうございました。

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