私は上京して9年目になります。
上京した当時は詳しい情報もあまりなく、地方出身でしたので、東京のことが全くわからず、不動産屋さんに勧められるがままという状態でした。
しかし東京にも慣れて、引っ越しを4回もして、各エリアの特性がだんだんわかってきました。
そこで今回は当時こんな情報があったら良かったという思いで、「東京で一人暮らしを始めるなら知っておきたいこと【8選】」を記事にしていきます。
目次
知っておきたいこと「8選」
それでは順番に紹介をしていきます。
①都内である必要はない
しょっぱなからタイトルをひっくり返しますが、まず知っておきたいのが「都内である必要はない」ということです。
例えば、主要な駅で「渋谷駅」を基準にすると約30分で神奈川県の「横浜駅」へ行けます。「新宿駅」からも約30分で埼玉県の「大宮駅」へ行けます。「東京駅」からは約30分で千葉県の「船橋駅」へ行けます。
つまり通勤・通学を「30分圏内」で行おうと考えた場合でも都内である必要性はないのです。東京にいると当たり前の知識なのですが、当時はこれがわからなかったので、「東京で仕事をする=東京に住む」と考えて、高い家賃の23区内に頑張って引っ越してきました。
もちろん、都内(特に23区)とその他のエリアでは家賃相場も大きく違いますので、この点は知っておいていただきたいです。
②買い物はどこでもできる
スーパーやコンビニがないところはほぼないと言えるでしょう。しかしそれだけに、より住環境を重視するべきだと言えます。
求めるものは様々だと思いますが、生活の利便性よりも閑静さ、緑の多さなどを考慮した方が暮らしに満足のいく結果を得られます。
③とにかく治安が悪い
事件性が「ある・ない」にかかわらず治安が悪い場所が多いです。
酔っ払いがたくさんいたり、ファンキーな人が多かったり、治安は田舎のそれとは全く違いますので、慣れるまでは普段の行動は気をつけた方がいいでしょう。
④思うように行動できない
主要なエリアでは、基本的に人が多すぎて移動に想定より時間がかかります。電車も2日に1回は遅れます。
また、建物が多すぎて携帯でMAPを見ながら歩いても、うまくたどり着けないことが多々あります。
私は上京当時、まず駅の出口がわからない、そして駅中を歩いていると別の駅に到着するということが何度もありました。
地方の感覚でスケジューリングをしていると遅刻をしてしまうことが多いでしょう。
⑤地下鉄の駅はいまいち
地下鉄の駅は、家賃が安いところも多いですが、比較的新しい駅が多いせいか、住むのに適していないところが多く感じます。
場所によっては乗り換えが不便で都内に住むメリットを活かしきれない駅も多いので、家賃や単純な距離だけで判断せず、実際に移動を体験してみることも必要でしょう。
⑥オートロックは必須
最近ではほとんどの賃貸住宅にオートロックがありますが、古いアパートやデザイナーズマンションなどで、稀に導入されていない住居があります。
しかし、こういった物件は男性、女性を問わずおすすめできません。いくら家賃が安くても、それ以上のリスクが都内には潜んでいることを覚えておくべきです。
⑦徒歩7分の壁を知っておく
地方とは違い、超電車社会の東京では駅徒歩という条件が非常に重視されます。
そこで、少しでも家賃を抑えたいのであれば、駅徒歩7分以上の物件をおすすめします。
デメリットとすれば、駅の遠さというより、夜道の暗さかもしれません。女性は特に気になるかもしれません。
ただし、徒歩10分以上でも商店街を歩けて明るい道ということもあるので、こういった物件を探してみるのもおすすめです。
⑧あこがれの高層階は不便
東京に住むというとアーバンライフに憧れると思います。特にステータスを感じるのは高層マンションではないでしょうか。
しかし、高層マンションにはステータス以外のメリットがありません。(有名人であればセキュリティ面などもメリットになりますが、、)
まずは、家賃の高さ。当たり前ですが管理費を含め家賃は相当高くなります。賃貸なので、資産性もありません。
通勤時、帰宅時などのピーク時のエレベーター待ちも日々のストレスとして積み重なります。
まとめ
ということで本日は、物件選びで後悔しないために、「東京で一人暮らしを始める際に知っておきたいこと8選」を解説しました。
これから始まる新生活に向けて、読者の皆様にはぜひ後悔しない選択をしていただきたいと思います。
本日は以上です。
ありがとうございました。