ビジネスの基礎知識

【ビジネスチャンスあり】コミュニティ形成の必要性について【参考にしてください】

2019年1月27日

コミュニティ形成写真

先日都内の某マンションにて、お餅つきイベントを開催しました。

マンションの居住者向けのイベントなので対象者はそこまで多くはないのですが(とは言え約600世帯のマンションではあります)、非常ににぎわいがあり参加者の方々にも満足をしていただけたのではと感じています。

そこでふと、マンションのコミュニティ形成という観点で、単純なイベント(お祭りにある縁日のようなもの)だけではなく、もっと地域性を出したり、独自性を出した魅力的なコンテンツ作りができないかと感じました。

このような話は、例えばマンションの管理組合でコミュニティ形成に力を入れたいという方、また、マンションだけでなく地域や会社でのコミュニティ形成に興味がある方には参考にしていただけるのではないかと思います。

そこで本記事では、現在実施をしていて「人気のあるコンテンツ」「今後実施をしていきたいコンテンツ」に分けて記事にしていきます。

コミュニティ形成は求められている

私は仕事の関係上、マンションの居住者向けにコミュニティ形成のご提案、お手伝いをさせていただくことが多いのですが、大体のマンションは居住者向けにイベントをしたいと考えているところが多いです。

特に入居開始から間もない物件に関しては、これから先の関係性も考えて管理会社も含めて何かしたいと考えていることが多く感じます。さらにスペースがあるマンションばかりではないので、同じエリアのマンション同士で共同イベントを開催することもあります。

SNSなどのネットが広まってリアルのつながりが薄くなった今だからこそ、こういったことが求められているのだと感じます。

人気のコンテンツ

今まで何度かイベントを行ってきましたが、実際に行って人気を得ることができたブースを紹介します。

①近隣店舗の出張販売

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マンション近隣のお店に協力を依頼して地域性のあるブースを展開すること。

例えば「近くのご飯屋さんに出張店舗を出してもらう」、「その地域で有名なケーキ屋さんに出店してもらう」といったことです。

人気になりやすい要素としては、地域の方に頼むことで独自性が出ること、よく知っているお店にわざわざ行かなくてもマンション内で購入ができるといったことが挙げられます。

また、出店者側からしても、より地域の方々に知ってもらえる機会ができてメリットがあるので、仕組みをしっかりしておけば出店料もかからなくすることができます。(もちろんお店との交渉になりますが)

②販売や作成を体験できるブース

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キッザニアの人気を見ればわかるのですが、子供(特に小学校高学年くらいまで)を対象にした簡易的な職業体験のようなブースや、大人も含めて実際に何かを作ったりするようなコンテンツは人気があります。

例えば、「お餅の販売をするために味付け・パック詰め・配布を子供に体験させて、実際にそのお餅を住民の方が購入する」、「キッズユーチューバー体験として、実際にユーチューバーの方を呼んで動画の取り方やUPの方法を伝授する」といったプチキッザニアのようなものを行いました。

③住民が自ら考える企画

もちろん私のような会社をいれてイベントを企画することもいいのですが、何より大事なのは企画者や参加者の当事者意識だと思います。

自分たちが作り上げたイベントだと感じることは一体感を生み出すことができるのです。

その例が盆踊りでした。

「自分たちで練習をして、参加者も募集して、当日は浴衣も着て楽しく踊る」私は備品の準備や補助をしただけでしたし、やぐらや提灯のクオリティも贔屓目に見ても高いとは言えませんでしたが、終了後は皆さんとても満足感を得られていました。

このように自分たちで作り上げるという要素はイベントではとても重要になってきます。

今後実施していきたいコンテンツ

以上のように、コミュニティ形成自体には非常に需要がある中で、さらに独自の価値を出していくことを考えることが必要だと思います。

①他の地域とのコラボレーション

人気コンテンツの部分で、地元のお店に協力してもらうというのがありましたが、それとは違い「ある地域に根差したお店」や「地方の名産」などを別の地域の方に楽しんでいただく仕組みを作ってコンテンツ化できれば「普段は食べられないものを食べられたり」、「買えないものを買えたり」といった特別感を出すことができると考えています。

②横のつながりを活かしたイベント

イメージは自治体とも協力をしてイベントを行い、同エリアの住民全体で交流をしていくことです。

少しずつこういったイベントも出てきていますが、町のイベントとマンション単体のイベントの中間にあたると思います。

また、あくまでも住民主導で自分たちで作り上げることが大切だと思いますので、うまく仕組化できると面白いと思っています。

まとめ

ここまでみてきたように、遠くの誰かと簡単につながれるようになった一方で、身近なリアルなつながりが薄くなっており、つながりを求める人々がいることは事実です。

実際にイベントではほとんどの皆様が楽しんで参加をされていますし、継続的に実施をしたいという声があります。

その点をビジネス視点で見るとチャンス後あるのかなと感じる一方で、かなり時間も手間もかかりますので、リアルのイベントの難しさも感じます。

ですのでうまく仕組化する方法を模索しています。

本日は以上です。

ありがとうございました。

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